にじいろのへびのモノがたり

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死刑 

2006.12.31

この事柄について色々と重なることが多かったので覚え書き。

サダム・フセイン元大統領が死刑になったのは昨日、日本時間の正午頃。
夜のニュースで、処刑寸前の映像と遺体となった彼の姿を見た。
しばりくび。目隠しは断ったそうだ。あの映像は忘れられないと思う。

確かクリスマスの日にも、日本で4人の死刑が執行されていた。
こんな日にこんなニュースを見てしまった、と重い気持ちになった。
いや、こんな日だからこそ、執行されたのだろうが。
その日お風呂で読んでいた手塚治虫の「ブラックジャック」に、
研修医と死刑囚の話がちょうど載っていた。
解剖実習に提供される死体の中には、囚人が自ら希望したものがある、という話だった。
今現代でもそういうことってあるのだろうか。今度医者のあいつにきいてみようと思う。

頭では、理屈では理解できなくはないが、やはり「死刑」には妙な違和感が残る。すごく。
やっぱりなんだかおかしいんじゃないか、と思う。
勿論私だって愛する人に何かされたら、きっとそいつに仕返しせずにはいられない。
あ、言葉がぬるいな、復讐か。
仇討ち制度があればいいかとも思うが、殺し合いの世界になっても困る。
だからこそ死刑が有効なのだろう、とは分かるのだけれど。

でも死刑はおかしいような気がするな。怖すぎる。
きっと策略にはめられた無実の人も殺されてるんだろうな。少なくない数で。
いちばん悪いはずの人が、それから逃れていたりするんだろうな。
だって、罪人が処されたら、真実は闇の中。きれいさっぱり。

そんなことを考えていたら、
昨日読んだ村上春樹氏の本に、死刑に関する彼の考えが記されていた。ちょうど。
私の考えていたようなことと、それ以上のことが、そこに簡潔にまとめられていた。
やっぱり彼はすごい人だなあ頭がとてもいいんだなあ、と感心した。
違和感を感じているのが、決して自分だけではないということに、少し安心できた。
でも、この制度は在り続けるのだろうか、やっぱり。

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テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

タグ : 死刑 フセイン

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にじいろのへび

Author:にじいろのへび
東京在住。絵本屋勤務。
3月生まれ魚座B型。
ここは知人に内緒のブログ。日々出会う小さな愛しきモノたちについて語っています。コメント・リンク・TBetcお気軽に。

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