日々出会う小さな愛しきモノたちについて綴っています
にじいろのへびのモノがたり
シュタイナーの先生
2008年 03月 31日 (月) 12:06 | 編集
お店にて、シュタイナーの人形作りの教室を開催してくれていたY先生が、
先週の土曜日を最後にお辞めになった。
「4ひきのねこ」さんで花束を作ってもらい、「有難うございました」と言って先生に渡した。

Y先生は60才前後くらいだろうか、ふっくらとして優しい雰囲気で眼鏡をかけている。
シュタイナー関係の先生らしく、いつも柔らかな色合いのふわりとした服を着ていた。
童話に出てくる、良い魔法使いのおばあさんみたいな先生だった。
Y先生は、4月から自分の持ち家で、おかあさんのための学びの場所を開くそうだ。
「命を賭けてやるのよ。全財産をつぎこんだの」と言っていた。命を賭けて!
旦那様も経済的な援助を申し出てくれているそうだ。
「彼も前はひどかったのよ〜。50才頃まで浮気が何度も」なんてお茶目な話も。
スタッフの皆で「よく一緒にいましたね〜」と驚いたが、
「この人だ、って思ったの。止めるのはいつでもできるから、できるだけ続けてみたの」
と笑いながら言っていた。すごく、かっこよかった。

オイリュトミーや水彩画、人形づくりなど、シュタイナー関係の先生に何人もお会いしたが、
なんだか個性的で面白い先生が多いなと毎回思う。
人あたりはソフトで、でも強くて、心がしっかり定まっている感じ。
こどもに対しても落ち着いた口調で、
はしゃいだり浮ついたり、変に持ち上げたりしないところが良い。
行動的で、フットワークも軽い。ちゃんと自分の仕事に愛と誇りを持っているからかな。
心の中にちょっとやんちゃなところがあるのも、また人間臭くて好きだ。
話を聞くと、恋人や夫など男性との付き合いも結構やんちゃだったりする。自由って言うか。
「対人間」としてきちんと付き合っているんだろうな、と想像する。

Y先生の開催する教室の名前は、ドイツ語で「母なる太陽」を意味するそうだ。
先生のお人柄で、きっと沢山の人が集まるだろうと思う。いい場所となるだろうと思う。
「何かあったら、いらっしゃいね。泊めてあげるくらいならできるわよ。
いろいろ経験してきたからね〜、オトコのこと、教えてあげるわよ〜」なんて言ってくれた。
駆け込み寺だ。たのもしい。かっちょいい。
「明日は家具を組み立てるの」と言っていた。新しい事を始めるの、楽しそうだなあ。


昨日はシュタイナー関係の素敵な本をみつけた。
藤野シュタイナー学園の父母の方々で作ったという小さなブックレットだ。
著者は山下りかさん。「冬春」編と「夏秋」編の2冊がある。
料理やクラフトやアロマなど、生活の中で使える手づくりの色々が紹介されている。
小さな手仕事で、どれも簡単に始められそうなところが良い。
ぺたんと開いておける小さなブックレット形式というのも良い。今度買おうと取り置きしておいた。
入れ込むほどではないが、シュタイナー教育は興味深いところが多い。
狂信的になるのは怖いし気持ち悪いので、生活の中に上手に取り入れたいなと思う。
てか、いいとこ取り、させてもらってる。気持ちよくて楽しい。面白い。

 冊子『季節の手づくり』

 
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