大地震M8.8
2011.03.12

昨日午後。
愚図りだしたベビに、「ミルク飲んだばかりでしょう〜」と言いながらあやしていた時。部屋が揺れた。
しばらくベビを抱っこしたままじっとしていたが、揺れが大きくなり、やべえと思って階下に降りた。
揺れは長く続き、どんどん大きくなっていた。
家具が動き、ガラガラと物が落ち始めた。ガラス戸を開けて、逃げ道を確保した。
外の歩道に男性が一人、往生してしゃがみこんでいたので、「大丈夫ですか〜?」と声を掛けた。
母と二人ベビを守りながら、NHKテレビを付けた。東北での大地震であった。
テレビでは各地の状況が生中継されていた。ひどい状況だった。
津波が街を飲み込んでいくのを見た。必死で逃げる車に濁流が襲い掛かるのをリアルタイムで見た。
泣きそうになった。テレビのこちら側では何も出来ないと分かりながらも、「早く逃げて!」と強く願った。
すごくすごく怖かった。
テレビ越しに、死を目前にした人をリアルに見てしまった。
ショッキングだった。トラウマになりそうだと思った。一生忘れられないような映像だった。
電話で家族の安否を確認し合った。
夫と連絡が取れず、棚の下敷きになっているのではないかとひどく心配したが、
数時間後にやっと繋がった。のん気な声を出していた。
職場が米軍基地のすぐ側なので、かえって丈夫で安全だったみたいだ。ほっと一安心した。
弟が川崎から帰ることができず、足止めを喰らっていた。すぐさま宿を確保すべきとメールした。
結局、ホテルのキャンセル待ちにて暖を確保、一晩ロビーで過ごし、翌日午前中に帰宅してきた。
従兄弟が青森の八戸にいた。ニュースで悲惨な状況を中継している、まさにその場所だった。
全く連絡が取れず、不安なまま一晩を過ごした。翌朝ようやく無事の報告を聞くことができた。
この日の晩はひどくダメージを受けていた。ぼうっとテレビの画像を見ていた。本当に怖かった。
こんなにも自然災害を怖いと思ったのは初めてだった。水も火も怖かった。
今回こそは、援助の寄付を必ずしようと思った。僅かでも何かの助けになれば良い。
家族知人全員の無事を確認できたのは幸いだった。皆無事で本当に良かった。
一日中ベビを抱っこしていた。私が守らなきゃと強く思った。
ベビは、ずっとすやすや眠っていた。ぎゅうっと抱きしめていたので、いつもよりも熟睡していた程だった。

亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。行方不明の方々の、一人でも多くの無事を心より願います。

地震直後の私の部屋。恐る恐る入ったら、足の踏み場も無い状態だった。
何より、十数kgあると思われる姿見の鏡が倒れてきていたのが怖かった。
アンティークとまではいかないものの、古い木製枠の鏡だから重いのだ。割れていないのが幸いだった。
積み重ねていた本が崩れていた。こまごまと沢山ある雑貨類が落ちていた。
ベビのクーハンを置いていたベッドの上は被害無く安全だったが、
この部屋から早く逃げ出して良かったと思う。一階の方が被害が少なかった。怖い思いをしなくて済んだ。
これから別宅の様子を見に行く。
リフォーム前の片付け中、それも初期段階の散らかした状態だったから、さぞや荒れていることだろうと思う。
今までに整理し終えた場所も全て無駄になっているかもしれない。再片付けを思うとかなり憂鬱だが。
それでも家族知人の無事を思えば、「散らかる」くらいの被害で済んだことは幸い。
ニュースを見ていると、暗い気持ちになり心が痛む。本当の大災害だ。
そして東京にもいつ襲ってくるか分からない恐怖。揺れも続いている。今晩かもしれない明日かもしれない。
怖い。けど今は日常生活の中で、できることをやるだけだ。
追追記
別宅は想像以上に悲惨な状態だった。古いマンションの7階で揺れも大きかったのだろう。
棚がいくつも倒れ、物が散乱し、足の踏み場無く、隣室にもお手洗いにも辿り着けない程だった。
数百数千の本も全て本棚から飛び出して、高い山になっていた。お気に入りのガラス製品も割れていた。
ここにいたら大怪我をしていたかもな…と思った。
予想通り、今まで片付けた全ては無駄。ゼロどころかマイナスからの再スタートになった。
リフォームはしばし延期予定。
テーマ : 東北地方太平洋沖地震 - ジャンル : ニュース
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